【遊び心満載!】ダイハツ・コペンの世代別買取相場&高く売るテクニック
2002年6月にダイハツが製造・販売を開始したコペンは、2シーターの軽オープン・スポーツという、ターゲット層が限定的な独特の存在でありながら、軽市販車初の「電動油圧・開閉式アクティブトップ」が評判を呼びスマッシュヒット。
オリジナリティーに溢れるコペンには明確なライバルが存在しないため、中古車市場での買取相場が他車より比較的高値で推移しているものの、何の知識も仕入れず売ってしまうと、「大損」をする車種の代表格でもあります。
そこで今回は、年代・性別問わず「大人のセカンドカー」として受け入れられた、ダイハツ・コペンの世代・グレード別買取相場と査定傾向を公開したうえで、コペン高く売る秘訣である『アレ』を、読者の皆さんだけにコッソリお教えしたいと思います。
現行・2代目コペン(2014年~)の買取相場
初代コペンの生産終了から、2年以上経過した2014年6月に販売開始された2代目コペンは、代名詞であるアクティブトップはもとより、
- D-Frame・・・ボディーを継ぎ目内構造にしたことで、高い走行性能とルーフオープン時の剛性確保が実現。
- Dress-Formation・・・D-Fremeによってボディ外板一部の樹脂化と着脱が可能となり、購入後に樹脂外板11パーツとヘッドランプ・リアコンビランプを、オーナーの好きなタイミングで着せ替えできるようになった。
の採用により、ボディー剛性や走行安定性が向上しただけではなく、持ち前のオリジナリティーがより一層高まりました。
Copenと暮らすって素敵ですよねぇ(^^; pic.twitter.com/MsJsVXnCSa
— oichicopen (@oichicopen) September 11, 2019
コペン撮ってたらコペン乗りのおじさんと友達になった!
コペンのこといろいろ教えてくれた!
コペン乗りはみんな良い人😆#コペン #copen #コペン乗りと繋がろう2019夏 #車好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/FMsY9NL5PH— とんぷそん (@CopenKT) September 6, 2019
ラインナップはベースモデルといえる「ローブ」、バギー感覚のデザインからアウトドア派に好評の「エクスプレイ」、そして初代モデルを彷彿とさせる丸目ライトが特徴で、そのキュートさから女性ユーザーの支持を集める「セロ」の3パターン。
※ダイハツ公式HPより 中央「ローブ」・右「エクスプレイ」・左「セロ」
ローブ&エクスプレイは8色、セロには専用カラー含む9色のカラーリングが準備されているほか、どのタイプも3つのインテリアカラーとアルミホイールを自由に組み合わせ可能なため、「自分だけの愛車」を求めるユーザーに大好評を博し、軽オープンスポーツとしては異例の販売台数を記録します。
ちなみに、2代目モデル販売の翌年リリースされた「DRESSパーツ」を使えば、なんとローブからセロ、セロからローブへの完全換装が可能なうえ、同時販売されたフロント・リアセットを用いれば、「前だけセロ」なんて独特すぎるカスタムもできちゃいます。
【2代目コペン買取相場】
タイプ | 年式 | 走行距離 | 下取り相場 | 買取相場 |
ローブ | 2015年式 | 3万km | 78~82万円 | 108~121万円 |
ローブ | 2017年式 | 2万km以下 | 88~93万円 | 122~135万円 |
エクスプレイ | 2015年式 | 3万km | 80~84万円 | 115~129万円 |
エクスプレイ | 2017年式 | 2万km以下 | 90~96万円 | 133~142万円 |
セロ | 2015年式 | 3万km | 83~88万円 | 130~142万円 |
セロ | 2017年式 | 2万km以下 | 94~99万円 | 140万円以上 |
メーカーオプションや換装パーツ、カラーバリエーションの充実などを除くとほぼ構造的改良がなく、現時点でマイナーチェンジも実施されていない2代目コペンについては、生命線であるアクティブトップが正常に作動し内・外装がキレイな状態であれば、どこに出しても高額査定対象となります。
ただし、趣向性があまりにも強すぎるためディーラー下取りは絶対NGですし、カスタマイズに対する評価が買取店によって目まぐるしく変化するため、やはり複数業者への依頼と査定額の比較は必要です。
特にコペンは、セカンドカーとして求めるユーザーが大多数であるため、走行距離の長めな車体は足元を見てくる買取業者も多いことから、一気に多数の買取店に依頼できる「一括査定」の活用が、高額査定に繋がる近道となります。
ちなみに、全タイプ通じて5速MTとCVTが存在し、前者の方が新車価格が約2万円高いものの、中古車買取相場では後者の方が5~10万円程高め。
タイプ別では「セロ」が最も高評価される傾向にあり、全グレードに設定されている上位グレードの「S」で、高年式かつ状態が極めて良好である場合は新車価格に匹敵する金額で買取されたり、希少価値からプレミアがつく可能性まであります。
初代コペン(2002年~)の買取相場
2002年6月に初登場した初代コペンは、電動アクティブトップに不具合が出始める10年を大きく超えた車体、消滅した手動式ルーフモデルである「ディタッチャブルトップ」の場合、下取りはもちろんのこと、買取店でも高い査定額が付かないケースも出てきます。
さぁ!納車なので答え合わせです!!
車の無料見積もり答えはコペンのデタッチャブルトップでございますw
コペン業界の方々よろしくお願いします!! pic.twitter.com/XlAxGi5LXb
— かざ@ (@d1kazadao) September 8, 2019
しかし、初代コペンはとにかく買取査定に持ち込まれる絶対数が少ないため、低年式でもコンディションが万全で事故歴がない場合は一括査定を駆使することにより、ビックリするような金額で売れる可能性を秘めていますから、買取をあきらめてしまうのは禁物です。
【初代コペン買取相場】
グレード | 年式 | 走行距離 | 下取り相場 | 買取相場 |
デタッチャブルトップ | 2005年式 | 10万km以下 | データなし | 6~20万円 |
アクティブトップ | 2005年式 | 10万km以下 | データなし | 15~31万円 |
ベースグレード | 2009年式 | 7万km | 25~31万円 | 38~50万円 |
アルティメットエディションⅡ | 2009年式 | 7万km | 38~45万円 | 44~57万円 |
ベースグレード | 2010年式 | 4万km | 33~40万円 | 53~73万円 |
アルティメット・レザーエディションⅡ | 2010年式 | 4万km | 44~50万円 | 60~79万円 |
ベースグレード | 2012年式 | 2万km以下 | 47~53万円 | 67~83万円 |
アルティメットエディションS | 2012年式 | 2万km以下 | 56~62万円 | 100万円以上 |
※2007年式以降はすべてアクティブトップ
一方、現時点で10年を超えていない車体は高額買取対象であり、例年のようにリリースされた「特別仕様車」に関しては、同価格帯の他軽自動車種よりかなり高水準で買取査定されます。
また、初代コペンは公式に換装パーツがリリースされてる2代目と異なり、市販されている社外パーツを装着して、カスタムを楽しんでいるオーナーも多いですが、あまりにも極端・個性的な社外パーツでカスタムしている場合、査定時にプラス査定どころかマイナス評価される可能性あり。
クラシックカスタムのコペンで集まってオフ会中! pic.twitter.com/RVFXhXlcsc
— 井上880 (@f0d3NqpyZK2k8ja) July 7, 2019
カスタム楽しめる事こそコペンの魅力といえますが、社外パーツを装着するときは必ず純正パーツを大事に取っておいて、買取・販売店側が純正にすぐ戻せる状態をキープしておきましょう。
加えて、コペンは存在自体が少々「トリッキー」なので、他の車種のようにカラーリングで買取査定額が大きく変化することもあまりありませんが、あえて言うならスポーツカーの定番であるレッドとイエローが若い世代を中心に、シルバー・ホワイトが落ち着いた世代に人気を博しています。
そして注意したいのが、このうち2010年7月以前に製造されたホワイトに関しては、クリア塗装を2回繰り返し深みある輝きを表現した、ダイハツ独自の5層構造塗装「DC(ダブルクリア)」がなされていません。
DCじゃないから、塗装の強度が極端に劣るという訳ではないものの、詳しい業者の場合は査定時の「マイナスポイント」と突っ込んでくる可能性もありますが、この事実はマニアックで板金・塗装経験がないと一目で見分けることは困難なため、複数業者を回れば見逃す査定士に出くわすことも。
ですので、2010年8月以前のホワイトに乗っていて近々に手放す予定の方は、板金・塗装工場を併設していない業者を「狙い撃ち」するというのも、愛車を少しでも高く売る「裏ワザ」になってくると考えています。
反対に、それ以外のカラーリングは年式に関わらずすべてDC塗装が施されているので、買取査定を実施する日を、コペンらしい輝きのあるカラーリングは映える晴天の昼間に設定し、併せていつもより丁寧な「洗車」を事前にしておくとGOODです。
コペンは流通台数の少ない車種!だからこそ『アレ』が高価買取のカギを握る
軽オープンスポーツというジャンルでは、他に類を見ない大ヒットモデルとなったコペンですが、初代にしてもその総販売台数は、海外輸出を含めても10年3ヵ月トータルで約6万5千台ほど、これは2019上半期に売れたホンダ・N-BOXの半分にしかすぎません。
ダイハツの予想を大幅に上回る新車販売実績を記録した2代目もしかり、コペンは知名度・人気の高さやそファンの中古購入ニーズと釣り合わない、「供給不足」状態にある車種の代表的存在であるため、高く売れる「素質」では軽自動車の中でもトップクラスです。
しかし、素質の高さと裏腹にコペンにまったく興味のないユーザーも多く、販売店にとって回転率が遅い車種なので買い叩いてくるところも…、となれば一度のWEB入力で複数の買取業者に査定依頼できる、『アレ』の利用価値がグンと増してきます。
もうお判りでしょうが『アレ』とは一括査定のこと、古めの初代モデルに関しては走行距離が少なくても、足元を見て10万円以下の査定額を出してくる業者すらいますから、カーセンサーやカービューなど参加業者が多いサービスを利用し、最低でも「4~5社」の査定額を比較しましょう。
一方、年式が新しめの初代コペンと特別仕様車、及び2代モデルはタイプに限らず、非常に高い水準で買取されますがそれでも油断は禁物。
個性豊かなコペンの魅力を正当に評価してくれる、優秀で安心な業者が集う一括査定がおすすめで、当サイトの一押しは一部上場企業である、(株)エイチームが運営する「かんたん車査定ガイド」です。
条件の良いコペンは100万円以上で売れることもザラですが、「エンジンの不具合が見つかった」とか、「改めてよく見たら底に大きな損傷があった」などと理由を付け、最初に提示した査定額をダウンする、「二重査定」をされてしまっては一大事。
その点、おすすめしたかんたん車査定ガイドの場合は、プロ失格の行為である二重査定を禁止するルールを定めた、「JADRI」という業界団体のメンバーのみで構成されているので安心です。
コペンはオーナーの愛情をたくさん注がれることが多い車、他のサービスを使ったら二重査定に遭遇する、という訳ではありませんがより気持ちよく、安心して愛車・コペンを高く売りたいなら、ぜひ一度かんたん車査定ガイドをお試しください。