【2019年新型登場!】ダイハツ・タントの世代別買取相場&高く売るテクニック
子育て世代はもちろん、若い男性陣やシニア層からも支持を集めるダイハツ・タントは、今や国産車きっての人気車種となっています。
リップついたエヌボとサイレンサーとったタントで神戸に行きやすっ🤜 pic.twitter.com/GC4iImgAjG
— ざっきー (@yu_nc_s26) August 11, 2019
我が家にタント(MC前モデル)がやってきた
ママンの車なんですけどね pic.twitter.com/jk5pKcgr8N— 130ヴィッツ乗り「のっち」 (@ksp130_vitz) July 15, 2019
とはいえ初登場からはや13年、市場ではお手頃価格の中古車も増えてきましたが、各世代・モデルいったいどれほどの価格で買取されているのでしょうか、タントを高く売る秘訣とともに解説します。
3代目タント(2013年~)の買取相場
現在現役で活躍しているタントの多くがこのモデル、何しろ登録者を含めた年間新車販売台数で、軽自動車として史上初のNO,1を獲得したのが3代目タントです。
代名詞である「ミラクルオープンドア」の使い勝手向上の為、助手席のスライド幅を10cm拡張したほか、後席下部の出っ張り部分をなくしたことでフルフラット化され、先代モデルは助手席側だけだったスライドドアを両側設定にしたことが、高評価に繋がりました。
標準系の基本グレードはL・X・Gの3パターン、カスタム系はX・RSとなっており、共に2015年12月にマイナーチェンジされたためその前後で買取・下取り相場を調査しています。
【3代目タント買取相場】
グレード | 年式 | 走行距離 | 下取り相場 | 買取相場 |
L | 2013年式 | 5万km | 45~55万円 | 63~70万円 |
L・SAⅡ | 2016年式 | 3万km | 56~61万円 | 66~74万円 |
X | 2013年式 | 5万km | 52~56万円 | 64~73万円 |
X・SAⅡ | 2016年式 | 3万km | 65~72万円 | 73~80万円 |
G | 2013年式 | 5万km | 60~66万円 | 68~76万円 |
G・SAⅡ | 2016年式 | 3万km | 76~81万円 | 82~90万円 |
カスタムX | 2013年式 | 5万km | 62~68万円 | 71~79万円 |
カスタムX・SAⅡ | 2016年式 | 3万km | 80~89万円 | 93~102万円 |
カスタムRS | 2013年式 | 5万km | 65~70万円 | 72~81万円 |
カスタムRS・SAⅡ | 2016年式 | 3万km | 89~95万円 | 106~112万円 |
査定基準がある程度均一なディーラー下取りはともかく、業者やタイミングによって目まぐるしく変化する買取額については、上表で示した価格より大きく下がることも、逆に上がることもあることもあります。
いずれにしても先代モデルである3代目タントは、グレード・年式問わず走行距離が適正範囲内で修復歴がなければ、かなりの高額査定を期待することができますが、それだけに単独業者への査定依頼ではなく、一括査定を通じて査定額UP交渉をすべき車種の代表格ともいえます。
ちなみに3代目タントには、衝突被害軽減ブレーキ「SA(スマアシ)」を全グレードで設定可能ですが2015年の一部改良でSAⅡへ、2016年にはさらに進化したSAⅢへ変更されており、いずれも買取査定時プラス材料として評価されます。
ただし、ご存知の通り2019年6月後継モデルとなる新型タントが登場し、3代目を上回る勢いで売れているため中古車市場への流入量が急増、徐々にですが買取査定相場が下落傾向を示しているため、乗り換えを視野に入れているユーザーは早めに行動すべきでしょう。
2代目タント(2007年12月~)の買取相場
軒並み高額査定対象の3代目タントと異なりこの世代、特に2010年10月実施されたマイナーチェンジ前の前期モデルについては、乗り換えタイミングである9年目を突破したことで供給過多傾向にあるため、中古車市場での取引相場が下落しています。
21歳
兵庫でl375s タントカスタム乗りです!
MTとか参加することあると思うので、よろしくお願いします! pic.twitter.com/ycBiHHd7tX— さ や か (@sayaka1250) August 9, 2019
“まれ”にある光景じゃなくて”よく”ある光景だから逆に怖いw pic.twitter.com/t6e4X4c9dE
— SMT02 (@STINGRAY0202) August 8, 2019
【2代目(前期)タント買取相場】
グレード | 年式 | 走行距離 | 下取り相場 | 買取相場 |
L | 2008年式 | 9万km | 3~4万円 | 10~15万円 |
X | 2008年式 | 9万km | 4~5万円 | 10~15万円 |
X | 2010年式 | 7万km | 5~6万円 | 13~17万円 |
G | 2010年式 | 7万km | 5~7万円 | 13~18万円 |
カスタムX | 2010年式 | 7万km | 7~9万円 | 17~22万円 |
カスタムRS | 2010年式 | 7万km | 8~10万円 | 19~25万円 |
2代目前期モデルはカスタムを除くと、どのグレードも二桁買取をゲット出来れば御の字ですが、裏を返せば販売価格が程度以上にリーズナブルなので、乗り潰し用や初心者用に中古購入するなら非常におすすめです。
【2代目(後期)タント買取相場】
グレード | 年式 | 走行距離 | 下取り相場 | 買取相場 |
L | 2011年式 | 6万km | 18~23万円 | 27~35万円 |
X | 2012年式 | 5万km | 30~33万円 | 40~47万円 |
G | 2012年式 | 5万km | 35~39万円 | 47~53万円 |
カスタムX | 2012年式 | 5万km | 41~46万円 | 49~55万円 |
カスタムRS | 2012年式 | 5万km以下 | 65~70万円 | 75~79万円 |
一方、燃費向上など多くの改良が施された後期モデルの評価は高く、特に唯一のターボ搭載モデルであるカスタムRSの査定相場は3代目標準グレードを凌ぐほどですが、走行距離が延びるとが査定相場がガクンと下がる傾向にあります。
初代タント(2003年~)の買取相場
丸っこいデザインと購入しやすいパッケージングがママさん世代のハートをつかみ、ダイハツの想像以上に大ヒットした初代タントですが、すでに販売終了から11年経過しているためディーラーへ下取りに出しても、まず100%査定額はつかず「廃車」として引き取られることになります。
I♡タントさん◝(⑅•ᴗ•⑅)◜..°
L350sタント少しだけ弄ってます🥰✨
車好きな人、食べ物が好きな人と繋がりたいです👍👍✨
フォロー待ってます*\(^o^)/*#車好き #車好きな人と繋がりたい #車好きと繋がりたい#タント#タントカスタム#ダイハツ#車高調 #マフラー pic.twitter.com/x6x9HxSkzO車の無料見積もり— かなりん(・ω・)☆ (@ponpon_taro3) July 28, 2019
また、2代目以降はすべてタイミングチェーンですが、初代のみ10年・10万kmが交換目安となるチェーン方式であるため、未交換の車体は買取業者の査定でも、0円評価されてしまうことが多くなってきます。
一方、すでに交換しているのであれば数万円レベルで買取されるケースもありますが、一社だけへの査定依頼では足元を見られる可能性が高いため、規模や得意車種の異なる買取店が多数参加している、「かんたん車査定ガイド」などの一括査定サービス活用は「必須」です。
本日は L350S タントカスタム VS ターボ を仕入れました!
走行 25万7千キロ🙄
車検 R1年11月まで。走行が多いので、これからテスト走行をし問題が無ければ販売したいと思います!
所沢、川越ナンバー管轄登録の場合は乗り出し18万円を予定してます😃 pic.twitter.com/nUuZmMvbwj
— CAR SHOP OZAWA (@zawa19891102) June 11, 2019
加えて、この世代の軽自動車は非常にパーツの互換性が高いうえ耐久性も上がってきているため、部品取りとしての価値が多く残っており、廃車専門業者が一定額で買取してくれることもありますから、最後まで現金化をあきらめないようにしましょう。
4代目タント(2019年6月~)の買取相場を予想してみた!
3代目の販売開始から、「7年」という乗換タイミングにバッチリ合わせ、ダイハツは大幅なメジャーチェンジを敢行、今年6月満を持して4代目・新型タントをリリースました。
新型タントと初遭遇した pic.twitter.com/lHqHP1VH19
— さっしー4101 (@4101y) August 10, 2019
キャッチフレーズである「クルマを超えて」を地で行くように、
- 助手席ドアが半ドア時に自動で全閉する「イージークローザー」
- フロントドアハンドルに手を触れるだけでドアロックできる「タッチ&ゴーロック」
- インパネのスイッチで帰車時スライドドアが自動で開くように予約できる「ウェルカムオープン」
など軽自動車初となる機能が採用され、先代モデルを凌駕する究極の軽ハイトールへと進化しています。
さらに、安全面・運転サポートでは3代目で採用された「スマアシⅢ」が、
- ADB(アダプティブドライビングビーム)
- スマートパノラマパーキングアシスト
- 標識認識機能(進入禁止)
- 全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)
- LKC(レーンキープコントロール)
- サイドビューランプ
を追加した「次世代スマートアシスト(スマアシ+)」に強化され、このうち1・2は軽自動車初搭載です。
ライバルである、ホンダ・N-BOXを捕らえるべく書きつくせないほど進化を遂げた、新型タントの気になる新車本体価格はノーマルが122~168万円、カスタムで154~187万円とN-BOX・N-BOX(カスタムより、一割程度リーズナブル設定。
それも手伝って、発売から約1ヶ月時点での累計受注台数は、ダイハツの掲げた月間目標台数の約3倍にあたる約37,000台となったと発表されるなど、早くも先代タントを大きく上回る大ヒットの兆しを見せています。
正直、今後3代目モデルのリセールバリューを凌ぐことは確実、大きなリコールや不祥事が発生しないことを前提に、3・5年後の買取査定相場を大胆予想すると、
グレード | 新車本体価格 | 3年後予想査定額 | 5年後予想査定額 |
L | 130万円 | 73~86万円 | 67~75万円 |
X | 146万円 | 85~92万円 | 80~85万円 |
カスタムX | 166万円 | 111~127万円 | 97~105万円 |
上表のような高水準になると考えられます。
なお最廉価グレードのLでは、SA無しをチョイスできますが新車価格差は8万円しかないうえ、査定時かなりマイナス評価される可能性大。
追加される機能も多岐にわたるため特別な事情がない限りSA付き、もしくは他グレードをチョイスしたほうがいいでしょう。
大人気軽ハイトール・タントをもっと高く売りたいなら…
初代及び、2代目初期モデルに関しては高く売るため努力も必要ですが、それ以降のモデルで走行距離が1年あたり8,000~1万km程度、かつ大きな傷・ヘコミや修復歴がないタントの場合は、単独業者への査定依頼でも高額な売却益を得られます。
しかし、「もっと高くタントを売りたい!」と考えるのであれば、複数業者に査定依頼して見積り額を比較対象する必要があります。
自分で買取店へ連絡し一軒一軒回っても良いですが、数分で複数業者へ依頼できる一括査定の方が便利で、何より一括査定を経由した次点で買取店はライバル店を意識するため、中古車市場で引く手あまたのタントの場合、査定額の水準が1・2段階「自動的」にUPします。
巷には多くの一括査定サービスが存在しますが、
- とにかくたくさんの業者に見てもらいたい・・・「カーセンサー」
- 安心して愛車を売れる業者に頼みたい・・・「かんたん車査定ガイド」
- 電話があまり得意じゃない・・・「ユーカーパック」
あたりが当サイトのおすすめなので、自分にマッチしたサービスを活用してみてください。